Criacao Blog

サッカーの原理原則に基づき、世の中に感動を創造し続ける存在でありたい。

【選手紹介リレー#1 阿部 雄太】

本日の選手は、#1阿部雄太(あべゆうた)選手です!

先日、今シーズンの1部リーグベストイレブンに選ばれたのでここでご紹介させて頂きたいと思います。

 

かなり長いのでまずは基本データとどんな人?をおさえて下さいね〜笑

 

【基本データ】

ニックネーム:あべちゃん

184cm74kg GK #1

サッカー歴:早稲田大学ア式蹴球部→Criacao 

 

【どんな人?】

・サッカー、人生、全てに情熱を注ぐ純粋な人。

 

・名門大学の体育会出身という響きからサッカーエリートでプライドが高いと想像されるが、まるで正反対。

数々の困難を努力と英知で乗り越えてきた人。

 

・特技はピアノ。ご両親との約束で高校3年生までピアノの練習を怠ったことはない。リストの愛の夢やベートーベンのソナタ等、今でもリラックスするために弾き続けている。

 

・規律正しすぎる行動は高校時代の超体育会的指導の結果である。その時一度サッカーが嫌いになっている。

 

・ポジションはゴールキーパー

 声が枯れるまでチームを後方から鼓舞し、強い気持ちでプレーし続ける。

 

★★GK一筋!苦悩と成功のサッカー人生

 

小学校1年から17年間ゴールキーパー(以下GK)一筋。

全てはフランスワールドカップで感情のすべてをピッチ上で表現する川口能活さんを見て心が動かされたことに始まる。

 

小さい頃から長身で初めは自信を持って進んだGKの道。

順調に進むかと思われたが、小中高と全て自分よりも上手な選手が存在したことで大きな挫折を味わった。

と同時に、とにかく上手くなりたい一心で努力し続け、徐々に活躍し評価される、という成功体験を得ていく。

 

<高校>

高校は超体育会で人生で一番辛い1年を迎える。最悪の状況でも無我夢中で練習し2年時には試合に出場するチャンスを与えられた。

しかし3年生になるとチームを勝たせなければ!という強い気持ちとプレッシャーからいいプレーが出来なくなり、やがて後輩にポジションを渡すことに。

ついには試合に出ることさえ怖くなり、後輩GKの出場も”チームが勝つなら仕方ない”という想いに変わっていた。

引退試合も出場することはなかった。

 

<大学>

「まだまだやり残しがある」と、強くて勉強も出来るチームでプレーすることを望み名門大学へ進学、体育会サッカー部へ入部。

 

ここでGKとしての考え方を根底から覆すコーチと出会う。

周りの選手との差を埋めるため、コーチと共に人生史上最大の練習量をこなし、自身の成長を感じることが出来ていた。

 

徐々に評価され初めた頃、U-17選抜の後輩が入部して1ヶ月もせずに立場が逆転してしまい再び悶々とした日々を過ごす。

後輩のケガでチャンスをもらうと継続して試合に出場することで成功を感じ、サッカーも楽しくなってきたそんな矢先に接触プレーでアゴに大きなケガを負ってしまった。

 

半年のブランクを経て選手兼主務をこなしながらレギュラーになったりサブになったりを繰り返した。

 

その後、高校の先輩である運上選手から誘われて丸山さんに出会う。Criacaoの理念に共感したこと、大雪の中での試合でも全員が声を上げてプレーする姿に感動しチームに加入することを決めた。

 

★★★あべちゃんのGKに対する考え方 

   

あべちゃん:高校まではインサイドパスなんかしたことなくて、蹴って蹴ってというスタイルでしたが大学に入って素晴らしいGKコーチと出会いました。

 

GKをゴールの大きさで考えて完結するのではなく、グランド全体での意味で教えてくれた人です。

ただゴールを守れるかじゃなくて、どうチームを勝たせるのか、組織を作るのか、信頼されるコミュニケーションをとるのか、それが大事なんだって気づかされた時ビビビと来ました。

 

コーチからの教えにより、キーパーを突き詰める先には組織を作る経営者があるんだ、という考えで主務を務めたんですよ。

 

これからもいい組織を作るからゴールが守れると考えて、チームの後方から声を出し続けてチームの雰囲気を良くして行きたいです。

 

★★★GKという独特なポジションで大事なこと

Q:GKって基本交代なしで、1番手じゃないとなかなか出番がないですよね?辛くなかったんですか?

 

あべちゃん:大学2年の時に先輩のケガで自分の出場機会が増え、強豪チームにPKで勝利をしました。

実はその時99分で先輩と交代して先輩が神がかったセーブをしたんです。結局新聞の一面を飾ったのは先輩だったけど、2人には信頼関係があったから2人で抱き合って喜びしましたね。

 

2番手のキーパーってすごい大事なんです。

自分はサブキーパーになることが多かったからその重みを知っています。

誰よりもチームのために仕事をするとか、声を出すとか言う事がどれだけチームにいい影響を与えるかわかっています。

葛藤はもちろんありますが、どれだけ継続できるか、ということです。

(インタビューは10月末に行いました。11/15の試合の古川選手のことではありません!!)

 

★★★困難を乗り越える方法とは?

 

あべちゃん:どんな時も「もう辞める」とはならなかった。

やるか辞めるかなら努力してみよう!という性格だったんです。

 

苦しいこともいっぱいありましたが、いい思いや経験も出来ました。努力して選手個人として評価されるようになったこともそうですが、大学3年生の時には日本一になって杯を掲げましたし、4年生では主務として運営した早慶戦に1万5千人ものお客さんが集まってくれて、チームのメンバーみんなが泣いて喜んでいました。

そういう嬉しさや成功体験が自分のやっていることは間違ってないって思えるようになったんだと思います。

 

高校時代に自信がもてなくなってしまった時は父親に「おやじ、どうしよう?」と相談しましたね。

そうすると「いや、大丈夫だよ」といって手をマッサージしてくれたんです。

色々な人に支えられているから頑張れるんだと思います。

 

もちろん、今もミスをしたら?と思うと怖いですが、どれだけその試合に対して準備が出来たか、やり切れたか、相手との戦いよりも自分との戦いが大きいと思っています。

 

★★★Criacaoとの関わり方、今後!

 

あべちゃん:自分のビジョンとCriacaoのビジョンが合っているので一生関わって行きたいと思いますが自分が出来る限りピッチで仲間とサポーターと感動を味わいたいと思っています。

 

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2014年11月4日 祝!竹田さん 株式会社Criacao 入社

丸山Facebookより

 

11月1日付にて、株式会社Criacaoに取締役として、竹田好洋さんが加わることになりました!

竹田さんはフットサルのビジネスを自ら立ち上げ、世界をフットサルで繋ぎ、笑顔溢れる世の中を創るべく、活動している、自分が心から尊敬する方です。

友人を通じて紹介してもらい、早一年。
本当に理念が一緒で、やっている領域は同じフットボール
常々一緒に何かできればと話をし続け、お互いの活動を学び合い、結果こうして一緒の会社で活動することが出来ることになったこの縁、剣持とともに、大切にしていきたいと心から思っています。

竹田さんのSmileというフットサル事業をさらに良いものに、そして現在のCriacaoの事業の更なる価値創造に向け、一緒の器で、取り組みを加速させていきたいと考えています。

11月1日は新生・株式会社Criacao船出の歴史的な日だと自分は心から思っています!

今後益々たくさんの皆様にお世話になることと思いますが、是非宜しくお願い致します。

竹田さんのSmile事業はこちら。
http://smilefutsal.jp/

 

 

竹田さんFacebookより

これまで約半年間業務提携してきた株式会社Criacao(クリアソン)の取締役CSOに就任しました。色々どうなるの?とご心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、スマイルフットサルは何も変わりません。(会社もそのままあります)

 

よりスピーディーにスマイルフットサルを発展(全国展開、世界進出)させ、フットサルを通じて素晴らしい世の中を創っていく為、そして何よりも丸山社長(写真右)、剣持COO(写真左)の掲げるCriacaoの理念とスマイルフットサルの理念が寸分の狂い無く同じだったこと。それをCriacaoはサッカーで体現していて、自分達はフットサルで体現していた(しようとしている)。同じ「football」という括りで、自分達がより深くタッグを組んでやっていくことがサッカー界、フットサル界にとっても間違いなく最高なシナジーが出るとこの半年で確信。一番大事な理念の実現に向けて最高な選択だと考えました。

 

そして丸山さん、剣持さんの才覚は勿論、素晴らしい人間性を心から尊敬しています。色々言いましたが、これが一番かもしれませんね。フットサル界の皆さんに早く紹介したいです!笑

 

もう一度言いますが、何も変わりません。いや変わります。これまで以上にスピード感速く皆さんを応援出来るもの、喜んでいただけるものを作っていきます。皆さんには、丸山、剣持というフットサル界を盛り上げてくれる心強い仲間が増えたと考えていただければと思います!!

 

またブログで丸山さん、剣持さん、そしてCriacaoの紹介をしていこうと思いますので、是非チェックして下さいね。

 

CriacaoのHPはこちらです。こちらもチェックしてみて下さい!

http://criacao.co.jp/company/

 

長くなりましたが、これからのスマイルフットサル、またCriacaoに是非ご期待ください!!

 

(偶然にもみんな横浜出身。ミリオネア(現パイオニア?)のまさお(井上選手)がインドネシアからFBメッセージで1年3ヶ月前に紹介してくれたご縁からです。凄い時代ですね。まさお、ありがとう!)

 

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Criacao Leaders’ College 関東vol.3を開催しました!

11月3日にCriacao Leaders’ College[関東]vol.3を開催いたしました。

Criacao Leaders’ College(クリアソン・リーダーズ・カレッジ)とは、㈱Criacaoが主催する体育会系部活・サークルに属する幹部メンバーを対象としたセミナーです。一流のアスリートやビジネスマン・他団体の学生との交流を通じ、チーム運営やキャリア意識についての考えを深めていくことを目的とし、ここから日本を引っ張り、世界に羽ばたくリーダーを輩出していきたいと考えています。
7月14日のvol.1、9月15日のvol.2に引き続き、vol.3を開催しました。

 

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今回は東京大学一橋大学千葉大学早稲田大学

 

青山学院大学のサッカー部、ラクロス部、フットサルサークルのメンバーが参加してくれました。

各部活のシーズンも佳境に差し掛かっている時期の開催となりました。リーグ戦が終盤戦を迎えている部活もあれば、すでに4年生が引退し、次シーズンに向けたチーム作りに動き出している部活もありました。

それぞれのチームをどう率いていくのかということについて、近い境遇のメンバー同士で情報交換する場面があり、お互いの刺激になっていました。

 

 

第一部のゲストスピーカーにSOLTILO FAMILIA SOCCER SCHOOL(本田圭佑のサッカースクール)でジェネラルマネジャーとして活躍する鈴木良介さんにお話頂きました。
鈴木さんの経歴は以下の通りです。

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鈴木良介氏
本田圭佑プロデュース、SOLTILO FAMILIA SOCCER SCHOOL ジェネラルマネジャー 
静岡学園高校から東京農業大学に進学し、プロの道を目指すものの、怪我により断念。以降サッカー指導者の道を志し、イングランドでFAライセンス取得。その後サッカースクールを経営という観点から成り立たせるため、一般企業の役員を務めるなど様々なビジネスの世界を経験。
現在はACミラン所属・本田圭佑氏のサッカースクール、SOLTILO FAMILIA SOCCER SCHOOL指導ディレクターとして子ども達にサッカーを通して夢を持つことの大切さを伝えている。本田圭佑氏のサッカーに対する考え方、人間性を誰よりも知り、それを子ども達に伝えていく活動をしている。現在はスクールの規模を全国に拡げており、全国で35校のスクールを開校。2018年には全国で300校の開校を目指す。

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鈴木さんには、「リーダーの資質とは〜チームマネジメントにおけるリーダーとは〜」というテーマで講演いただきました。

ソルティーロサッカースクールの理念は「サッカーを通じて夢を持つことの大切さを伝えていく」というものです。子供たちが夢を持てる人間になってほしいという本田圭佑選手の想いが込められています。多くの子供たちをスクール生として抱え、約60名の指導スタッフが所属する中で、指導の質を保つことに尽力をされてきました。そこで鈴木さんが培ったリーダーとしての在り方やマネジメントの考え方とは。

①リーダーに必要なパーソナリティ

「信念」

ソルティーロでは「夢を持つこと」を信念として、そこからブレずにスクール運営を通して子供たちに指導を行っています。

それぞれの部活でも、チームとしての伝統・スタイルに対する信念を持ち、どんな時でもブレずに進むことが大切になります。リーダーには、道を示し、確固たる決意で信念を貫くことが求められます。

「チームの最大化」

ソルティーロの関東と関西支部ではそれぞれ別のトップをおいているそうです。彼らの特性が違うことを理解し、それぞれが最高の力を出せるように配慮することに気をつけている、と鈴木さんは語ってくれました。

例えば、リーダーがメンバーの悪口を言っている時点でチームとしての限界を迎えます。一人ひとりの特性を理解し、どうやったら100%の力を出せる環境を作れるのか。それがリーダーの大切な役割になります。チームの能力を最大限に発揮させる、という意識が不可欠です。

「率先垂範」

ソルティーロサッカースクールの指導者採用面接で必ず聞く質問があるそうです。

それは、「ここに来るまでにきちんと横断歩道を渡り、信号無視せず来られましたか?」という質問。

これには、ソルティーロサッカースクールの指導者が子供に規範を示す事ができる存在であるようにという意図が込められています。ソルティーロでは子供の指導にあたる指導者こそが率先してルールや規律を守ることで、子供の指導にも責任を持てるようにということを徹底しています。横断歩道を渡り、信号も守ることが重要なのではなく、子供が規律を守り責任を持った行動をとれるように指導するために、指導者が率先垂範して子供たちに模範を示すことが大事であるというお話でした。

リーダーが周りに要求をする時、周りの部員が見るのは本人の行動が伴っているかという部分であったりします。そのとき率先垂範をすることがリーダーシップを発揮できることにつながっていくのではないでしょうか。

 

「学ぶ姿勢」

鈴木さんは、1年目のコーチの指導の姿を見て学ぶことがあるとおっしゃいます。誰に対しても謙虚な姿勢を持ち、リスペクトの気持ちを忘れず接すること、常に学びとろうとすることが大事だと言います。また、鈴木さんは全スタッフに対して指導実践講習を行う立場のため、逆にフィードバックをしてもらうことを心がけているそうです。

部活においても学年や役職に関係なくお互いから学ぶことは出来ます。部活において実力がある・役職についている人は、周りのメンバーからも謙虚に学ぶ姿勢を持ち続けるということを忘れないようにしたいものです。

 

鈴木さんは、リーダーとして大事なのは「人間性を磨くこと」であるとおっしゃいます。

中国の著書から引用した「常に物事を深く考える重厚な性格を持つ人格者であるべき」という言葉も紹介いただきました。どんなに実力やスキルがあっても人間性が欠けてしまえば、人を動かし、組織として成果を出すことは出来ません。

「信念」「チームの最大化」「率先垂範」「学ぶ姿勢」。ここに出てきたいくつかのキーワードを、自ら実践していくことで少しずつ人間性が磨かれていくのだと思います。常に自分を省みるキーワードとして心に留めておきたいものですね。

 

 

  • 自分よりも経験のあるメンバーのマネジメント

選手としての実績を重視するサッカー界において、「Jリーガー」を経験したか否かというのはとても大きな差となります。ソルティーロのスタッフにも元Jリーガーの指導スタッフが多く在籍しており、そんな中でJリーガーを経験していない鈴木さんが心がけているのが「指導知識と伝え方」、「ロジカルであること」。

サッカー選手としてのキャリアや実績で劣っていても、指導の仕方や伝え方では上回ることが出来る。そう考えた鈴木さんはヨーロッパの研修へ行くなどして指導方法を学ばれました。

また一つひとつのプレーが成功するロジックを噛み砕き子供たちに伝えるということも意識されているといいます。例えばどうやったらワンツーが成功するのか。その裏側には非常に奥深いロジックがあり、それを突き詰め、分かりやすく伝えるということで子供たちがひとつひとつのプレーをうまく出来るようになることにつながるということでした。

 

自分より実力のある選手にどう接するか、プレーできないマネージャーや学生コーチが選手に対してどう指導するか。部活でもそういった問題は常にあると思います。

「マネージャーの自分にしかできない強みをもっとみんなのサッカーの知識と同じくらいのレベルまで伸ばしていきたい」

「コーチの自分も選手としてキャリアが全くない中、ロジックの部分だけでは負けてはならないと思った」

といった声も聞かれました。

自分にしかできないこと、自分の強みとなることを増やす努力を続けること。その努力を続けることで経験を持つ部員にも説得力を持てる要因になるのだと思いました。

 

ビッグマウスとしてメディアに取り上げられることが多い本田選手ですが、鈴木さんが一番に伝えてくれたのは、周囲の人への気遣いを忘れない本田選手の人柄でした。

鈴木さんがソルティーロを立ち上げた当初、毎週必ず電話で連絡を取り続けてくれたそうです。本田選手が大きな怪我をしたとき、ロシアリーグで上手くいっていないときなど自身が苦しい境遇にあるときも欠かさず電話をくれ、節目では労いの手紙も送ってくれたそうです。

周りから信頼され日本代表でもリーダーとしてチームを引っ張れた要因として、自分が苦しい時でも周りの人々への気遣いを忘れない人柄があるということです。

 

また、本田選手のストイックさにも触れていただきました。本田選手は、スポーツ選手に必要なライフスタイルやトレーニングを徹底して継続しているそうです。

その原動力は、

「サッカー選手として輝ける時間は一生ではない。何かを勝ち得るためには、自分の欲求を捨てなければならない。だからこそサッカーにプラスになることをやり続ける」

という本田選手の言葉に凝縮されているといえそうです。

 

目標設定についての考え方についても話して頂きました。

成功している人のほとんどは、周りの人から無理だと思われるくらい高い目標を掲げている、と鈴木さんは言います。本田選手も「W杯優勝」「レアルマドリードで10番を付ける」といった高い目標を公言してきて、今の活躍ぶりがあります。

ソルティーロサッカースクールも300校の開設を目標としています。その目標を必ず実現させるという強い気持ちをスタッフ全員が持ち、目標の実現に向かって取り組んでいる背景には、本田選手の目標の高さとそれに向かう姿勢が強く影響しています。

高い目標を掲げること、そしてそれに見合う努力をすることが周囲を動かしチームとして成果を出すことにつながります。部活動において「チーム目標」を考えると、与えられたものであったり前年の踏襲であったりしますが、今一度その目標設定で本当にいいのか、もっと高みを目指すことはできないだろうかということを考えるきっかけにしてもらいたいと思います。

 

人間性を磨き続けること、自分らしいマネジメントを追求する事、目標設定とそれに向かう姿勢。この三要素が大切だと感じました。メンバー達にとっては、鈴木さんのキャリアや指導において意識していること、本田選手との関わりの中で得た高みを目指す姿勢は、部を率いる上で指針となっていくものなのではないでしょうか。自分らしいリーダー像を見つけていくためにも、今回のお話を自分のものにして、行動に変えていってほしいと思います。

 

 

第二部は弊社丸山より、「マネジメント」について講演いたしました。

それぞれの部活をマネジメントする立場にあるメンバー達に、マネジメントとはなにか、自分らしいマネジメントスタイルとはなにかということを、グループワークを交えながら考えてもらいました。

マネジメントという言葉を聞くと、「経営する」「管理する」ということ連想する人が多いと思います。しかし、経営学者のドラッガーによれば、マネジメントとは

「人と組織の強みや創造性を最大限に引き出して経済的・社会的に価値ある成果をあげること」

と定義されます。

加えて、「マネージャーとは役割・肩書きではなく、責任であるため、全ての人がマネージャーであるという意識が必要である」という言葉もあります。

部活に置き換えると、マネジメントは役職のある人間だけがするのではなく、チーム全員が成果に責任を持つ全メンバーが担うべき責任であり、それぞれがチームの成果に貢献する責任と自覚を持つことが大事になると考えることが出来ます。

グループワークでは「自身のマネジメントスタイルとは?」という質問に対して、自分なりの考えをまとめ、グループ内で発表しあってもらいました。

メンバーからは、それぞれ自分の「行動で示し、周りについてきてもらう」「誰よりも勉強する・知識を持つことで説得力を持つ」といったコメントも出てきていました。

それぞれが自分の強み・特長を理解した上で、まずは自分自身が最大の価値を発揮できるようなセルフマネジメントをしていくこと、そして組織のメンバーの価値観に寄り沿ったマネジメントをし、メンバー全員がマネージャーであるという自覚を持った組織を作っていくことに取り組んでいってもらいたいと考えています。

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講演終了後には、懇親会も行われました。

 

<参加者インタビュー>

青山学院大学サッカー部 後藤謙治さん

 

リーダーシップとはなにか、モヤモヤを拭いたい

就活をしっかりしたいという気持ちが大きくなっている時期ですが、まずはサッカーをちゃんとやりたいと考えました。来年は最上級生であり、また自分はGK、さらに主務という立場で、リーダーシップが求められると思います。しかし、自分の中でリーダーシップとは何か、モヤモヤしたものがあり、ハッキリとしませんでした。そこでリーダーシップとは何かを学ぶと同時に、他の大学の人の考えに触れたいと思い参加しました。

 

リーダーの資質についての話が印象に残った

印象に残ったのはリーダーの資質の話です。

その中でも信念を持つこと、全ての人から学ぶ姿勢を持つというのが記憶に残りました。自分に果たして信念があるのか、分け隔てなく意見を取り入れ、学ぶ姿勢でいるか。今まで出来ていなかったことを見透かされているようで、急に自分が恥ずかしくなりました。笑

今回、鈴木さんのお話を聞くことができなければ、モヤモヤしたままだったと思います。

 

来年は今までとは違う青学に

他大学の人の考えに触れ、意見を交換するたびに、いつも自分の思考力の無さ、考えの浅さに気づかされます。まずはここで学んだことを伝え、部で素直に実践してみたいと思いました。チーム全体が信念を持ち、共有することができるようになれば、来年度は今までとは違う青学になるのかなと思います。

 

千葉大学男子ラクロス部 筒井大揮さん

 

リーダーとしての在り方や組織のつくり方を学ぶため

僕は千葉大学男子ラクロス部に所属しているのですが、今シーズンが11月1日に終わりました。それとともに自分達の代がはじまりました。いままでは学年リーダー、戦術幹部という立場でチームに関わってきたのですが、リーダーとしての在り方や組織のつくり方などの十分な知識もなければ勉強することもほとんどありませんでした。

そこで今回、部活の先輩の紹介でこのセミナーの存在を知り、組織の中心人物としてやっていくための知識や覚悟、また他大学の組織運営の仕方などを学ぶために参加させていただきました。

 

部員のそれぞれに考えるきっかけを

鈴木さんのご講演を聞いていて、1番印象的であったのは、リーダーとして「チームの最大化」を実践すべきである、というお話です。

このことはとても自分達の例年までの組織に当てはまると感じました。組織を動かしている一部の人間の指示を聞き、それに従っているだけで、自分で考えて行動する人が出にくい環境であったなと実感しました。なので自分達のつくる組織では、部員のそれぞれに考えるきっかけを与えて、それぞれが最大限の力を発揮できるような環境をつくっていきたいと考えています。

 

部員の力が発揮しやすい環境づくりに活かしていきたい

今回のリーダーズカレッジでリーダーとしての在り方や部員との関わり方を学ぶことができました。

リーダーとして上から指示をしているだけでは部員の最大限の力を発揮することはできないことを知ることができたので、学びの姿勢も兼ね備え、意見を汲み取ることで、部員の力が発揮しやすい環境づくりに努めていきたいと思います。また、部員の隠れた前提である価値観を引き出すためにも、真面目な話だけでなく、くだらない話や雑談をしてコミュニケーションをはかっていき、組織づくりに活かしていきたいと考えています。

 

鈴木さん、ご参加いただいた学生のみなさんありがとうございました!

 

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CriacaoCareer×Insight[初級編 vol.1]を開催しました!

10月20日、CriacaoCareer×Insght[初級編 vol.1]を人材研究所オフィスで開催いたしました。

 

CriacaoCareer×Insghtは、体育会学生のキャリア自立を手助けし、彼らの活躍を促し、世の中をより良くしていこうという想いをもって開催しています。

開催の背景には、倫理憲章の変更があります。就職活動の時期が変わることで、部活が忙しい時期に就活が重なり、例年以上に体育会学生が就活に割ける時間が減ってしまうことが予想されます。

また体育会学生が時間的制約などにより盲目的なキャリア選択をしまいがちであるという現状があります。

そういった問題に対して、㈱Criacaoと、人材・採用領域に精通する㈱人材研究所が協働し、様々な“選択肢”を理解してもらい自分らしいキャリア選択が出来るように手助けすること、スポーツを通じて学んだことは社会に出ても通用するという気付きを提供することに取り組んでいきます。

 

セミナーは「自己分析」(初級編〜上級編)、「働くを知る」(各種テーマ)を用意しており、会に参加するに従って学生のキャリア自立を促す構成となっております。

初級編の今回は、「自己分析とは何か」というお話から、社会で活躍されるビジネスマンの方々をお招きしたパネルディスカッションなどを通じて、キャリア選択について考えていきました。

 

 

第一部では、㈱人材研究所代表・曽和利光より自己分析について講演いたしました。

企業の採用コンサルティングを務める経験を活かして、企業人事の視点から見た自己分析についての考え方を、説明していきました。

                                         

自己分析は自分で出来ない

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面接官がもっとも重視する点は、自己認識がきちんと出来ているかということ。

なぜなら、それが将来その人が活躍するか、自分の能力を活かしていけるかということに関わってくるためです。

また、「自己分析」という言葉から自分の一人やるものというイメージがありますが、自分の客観的な部分を知るためには自分が知らない部分を指摘してくれる他者の存在が不可欠です。他者からのフィードバックを受けることで初めて自分を客観的に知ることが出来ます。

自己分析を進めるにあたっては、「具体的なエピソードを集める」ということを意識していきましょう。

例えば「4年間毎朝5時には起き、朝練習を欠かさず行いました」と言えば、継続性や努力姿勢があると判断してもらえます。その際余計な解釈を言う必要はありません。具体的なエピソードを伝えることで相手がそれを解釈してくれます。

よって自己分析においては、自分を表す具体的なエピソードをたくさん集めることが大切になるでしょう。

 

好きを仕事にするか、仕事を好きになるか

 

就活の際に学生から聞かれるよくある悩みというのが「やりたいことが見つからない」というもの。

ただ、就活において「やりたいこと」が過度に強調されるのに対し、入社後の退職理由のほとんどを占めるのが人間関係、特に上司との関係だと言われています。「新卒3年で3割が転職をする」と言われている中で、この事実は見逃せません。

こうしたミスマッチを防ぐためにも、「何をやるか」よりも「誰とやるか」ということは、キャリア選択において一つの大切な観点でしょう。

 

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また、「やりたいこと」(WILL)、「できること」(CAN)、「すべきこと」(MUST)の関係についてもお話しました。

・「できること」(CAN)→「すべきこと」(MUST)→「やりたいこと」(WILL)

という順番でキャリアを構築していくという考え方を持つことも入社後のミスマッチを防ぐことにつながります。

 

仕事に対して自分なりの「意味」を見つけ、自分が貢献できることに一生懸命取り組むことが自分のモチベーションにつながります。

「できること」を仕事にし、「意味付け」で好きになる力を高めると考えてみるとよいでしょう。

 

チャンスはいろいろなところにある

 

従来では、キャリアゴールから逆算して考える「キャリア•デザイン」という考え方が主流でした。

しかし変化の激しい時代においては「キャリア•ドリフト」という考え方がもっと受け入れられるようになるでしょう。

これはキャリアにおいて時には流されてみる、チャンスに柔軟になるということです。

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キャリアドリフトする中で遭遇する、偶然の出来事•出会いをより良いものにするためには、

1.好奇心 2.持続性 3.柔軟性 4.楽観性 5.冒険心

を持っておくことが大事となります。これを「計画された偶発性理論」と言います。

常に機会に対してオープンでいることで、キャリアにおいてもその他の分野においても巡りあったチャンスをつかめるようになります。

自分の可能性を閉じ込めないためにも、上記の5つの要素を意識してみてください。

 

初級編の今回は、自立したキャリア選択につながる自己分析についての考え方をお話しました。

中級編以降では、実際にワークを交えて自己分析を行いながら、自己認識を深めていく予定です。

 

 

第二部では、㈱山愛・神田義輝様、㈱エス・エム・エス・矢部様にご登壇いただき、㈱Criacao・丸山も交えたパネルディスカッションを行いました。

 

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矢部さんは、「営業職」「無形の商材」「旅行」というキーワードを軸に新卒時にJTBへ就職されました。

その後、2度の転職を経て現職へ就く中で、大切にしていたのは「成長できる環境」であったといいます。

またエス・エム・エスについては、自分の好きな環境は変化が激しく、落ち着いてない方が好きであると考えていたところ、業界としての伸びも期待でき新しいビジネスを作れる環境があると考え転職を決められたとのことです。

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神田さんは「実力主義」「チームワーキング」「必ず社長が面接に出てくる」「一番最初に内定をくれるところ」という観点を持って人材系会社に就職されました。

その後リクルートエージェントでJリーガーのキャリア支援事業を担当。独立を経て、今の会社で引き続きアスリートのキャリア支援事業に携わっています。

 

ご自身の部活での経験から、「成長へのこだわり」が社会でも活かせる強みであると話して頂きました。自分の実力を101%出し続ける、自分の限界に挑みつづけるということを経験してきたことが部活生の強みになりうると話して頂きました。

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Criacao・丸山は、サッカーサークルで活動し3年時の全国大会で優勝しました。

その時の経験から、「サッカー界を変えたい」という想いを持って就職活動を始めました。サークルのOBとの出会いから総合商社、伊藤忠商事の存在を知り、「経営者としての力を付ける」「自らビジネスを作る力を付ける」という点で自らのビジョンと一致すると考え入社を決めました。

周りのプレーヤーの力を活かすことが得意であったという自身のサッカーでのプレースタイルと、商社の多様な事業者を繋げながら新しいビジネスを作るという事業モデルがマッチし、学生時代の経験を活かしながら仕事をしてきました。それはCriacaoを起業してからも変わっていない部分であると言います。

 

 

パネラーの3人がそれぞれ転職•起業を経験してきており、様々なバックグラウンドからなるお話をしていただきました。

学生からは「転職について恐ろしいイメージがあったが、自分の信念に基づいて行動した場合そんなに恐ろしいものでないと分かって良かった」という声もありました。

 

 

 

第三部では、参加企業の方々と学生交えて、質疑応答をしました。

 

プロの世界を志す学生からは、

「就活とプロへの進路をどう両立させればいいのか」

「いつどちらの道に進むか決断をするべきか」

という質問も挙がりました。

プロの道に進むにせよ、就職という選択をするにせよ、いずれもキャリア選択には変わりありません。

盲目的に選ぶのではなく、色々選択肢を知った上で、自分で決断するということが何よりも大切になります。

就活を経験した選手がプロの道に進むという選択肢が、もっとプロスポーツ選手を目指す学生にも広がることで彼らの進路選択が充実したものになることを願っています。

 

 

<参加者インタビュー>

参加した学生に、セミナーに参加した感想を伺いました。

 

慶応義塾大学 体育会ソッカー部 宮部元太郎さん

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Q1,キャリア選択・就活について不安に思っていること、今回のセミナーで聞きたかったこと

 

体育会を中心とした生活を送ってきたために就職活動に対する情報量の少なさや、情報源の偏りがありました。そのような状況の中で、他の学生とは異質である体育会向けのセミナーによって、就職活動に対する新たな視点を得たいと思い足を運びました。

Q2,今回のセミナーで印象に残っていること

 

「好きを仕事にするか、仕事を好きになるか。」というテーマについて。

現状で自分は好きなことである部活に全力を注いでいます。では、そのままの考え方が社会に通用するのか、部活とは違い仕事は好きなことだけをできるものでもないということを認識しながら、自分のやりたいこと・できること・すべきことのどこに就職活動においては重点の置くべきなのかについて考えを深められました。

Q3,学んだ中で今後意識していきたいこと・行動していきたいこと

 

まずは、自分で分かっているつもりでも、実は見えていない「他人から見た自分」について自己分析を深めていきたいと思います。これは、就職活動においても大切ですが、同時に立派な一社会人になるために必要不可欠なことであるし、本セミナーでお話を伺った講師の方々は、まさにこの自己分析ができているからこそ説得力のある話を実体験に基づいてできるのだろうと感じました。

 

青山学院大学 体育会サッカー部マネージャー 森重萌依さん

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Q1,キャリア選択・就活について不安に思っていること、今回のセミナーで聞きたかったこと

 

今年から就活が3月にずれたが、逆に去年よりも早期に動かなければいけないという噂が飛び交う中で、自分はこの時期何をすればよいのか、など他の人はもう動いているのだろうかということを不安に感じています。前例がなく先輩に聞いてもわからないことなので、、、

 

Q2,今回のセミナーで印象に残っていること

 

印象に残っていることは三点あります。

まず、最初の自己分析の仕方のお話です。

自己分析のやり方から、人に伝えるときの手法まで教えていただき大変ためになりました。私は、人に自分のことを伝えることが苦手なのでこれから教えていただいた事を意識していきたいと感じました。

二点目は、「流されてみることも大切」という話です。運のいい人になるためには、流されてみることも大切で、そこから想像もしてなかった出会いやチャンスがあったりします。私は普段から、これはこれじゃなきゃいけない、などと固定概念を捨てきれないときがあり、何度かチャンスを逃したなあと思うことがあったので、とても心に残りました。  

最後は、今回一緒に参加した他の参加者のみなさんについてです。早稲田大学ア式蹴球部さん、慶應ソッカー部さんなど今回参加していて、

私はマネージャーではありますが、同じ大学サッカーに関わっているという点で、とても親近感がわき就活にまつわる体育会だからこその色々な情報を交換できて良かったです。また、早稲田大学ア式蹴球部さんなどが鋭い視点からいくつも良い質問をしている姿に、自分もキャリア選択に対してしっかりと考え、自分に合ったより良い選択をしていきたいという気持ちが更に高まり、モチベーションを刺激されました。


Q3,学んだ中で今後意識していきたいこと・行動していきたいこと

 

今回とても多くのことを学ばせていただいたので、ひとつひとつ吸収し自分なりに活かしていきたいと感じました。具体的には二つあり、一つ目は、運のいい人になれるよう、5つのことを意識して行動することです。

二つ目は普段の生活から、なぜ?を問いたり意味付けをしていくことです。

私がマネージャーとして日々やっていることひとつひとつに意味付けをしていくことでより楽しく、より士気高くやっていけるんじゃないかと感じました。その過程で自己分析に少しでも繋がるように頑張っていきたいです。

 

貴重なお話ありがとうございました!

しっかりと自分と向き合うきっかけをありがとうございました!

 

他の参加学生の方からも、

「もっと時間をかけて自分のことを知りたいと思いました」

「“意味付け”この言葉に大きな印象を受けました。これを通じて自分をモチベートし、成長の糧としていきたいです」

といった声をいただきました。それぞれが自分の立場に照らし合わせて様々な気付きを持ち帰っていただきました。

 

 

就職活動が本格化しているとはいえない時期で、たくさんの学生の皆様に集まっていただきました。

自らのキャリアや就活について、イメージが全く出来ないという状態から、何か考えるヒントを持ち帰っていただけたのではないかと思います。

なによりもまずは自分自身を知ること、そして今行っている部活動精一杯取り組むことがその後のキャリアに繋がると信じています。

就活を特別視するのではなく、自分の経験と紐付けながらキャリア選択の中のひとつの選択肢という意識を持って取り組んでいただけたらと思います。

 

 

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ご参加いただいた学生の皆様、ありがとうございました!

中級編以降では、ワークも交えて自己分析を更に深めていきます。

 

第1回 Criacao Cup!!

 

 〜 Criacao Cup 理念 〜

サッカーを通じて感動を味わえる場を多くの人々に提供する。

大会を通じ、勝敗を争い、感情を共有し、一体感を醸成する。

 

そんな想いから、第一回Criacao Cup(企業対抗フットサル大会)を開催しました!

記念すべき第一回の大会参加企業は、
Robert Walters Japan 
リクルート(スタッフィング&住まいカンパニー)
NTTデータ
サイバーエージェント
アセットリード
三井不動産
チームの皆さんが参加いただきました。

 

試合は終始白熱し、熱い試合が多かったです!
皆さんがフェアプレーをしていただいたことも素晴らしかったと思います。

優勝は、気持ちのこもったプレーをしていたロバート・ウォルターズ!
会社で優勝トロフィーを自慢するんだと言って下さいました(笑)

 

すでに「次回はいつやるのか」というお問い合わせもいただいております。
またお声がけさせていただくので、次回の参加をお待ちしております!

 

ブラインドサッカー体験会や大会後の懇親会では、会社の垣根を越えて新たな繋がりも生まれていました。

このご縁をぜひとも大事にさせていただき、皆で社会をよりよくすることが実現できればと思っております。

 

参加いただいた皆様、応援にきていただいた皆様、体験会を実施していただいた日本ブラインドサッカー協会スタッフの山本さん、選手の寺西さん、ありがとうございました!!

 

大会の様子の映像はこちら

https://www.youtube.com/watch?v=fqYgK4bg-p4&feature=youtu.be

 

Robert Walters Japan チーム

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リクルート(スタッフィング&住まいカンパニー)チーム

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アセットリード チーム

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サイバーエージェント チーム

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三井不動産 チーム

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NTTデータ チーム

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ブラサカ体験会(JBFAより山本さん(左)、寺西選手(中央))

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【選手紹介リレー#5 関隼人】

本日の選手は、#5 関隼人(せきはやと)選手です!

 

【基本データ】

ニックネーム:せき

180cm79kg DF センターバック #5

サッカー歴:明治大学体同連→Criacao 仕事:保険

 

【どんな人?】

サッカーに対して誠実、貪欲、とても純粋で一本気。

自分に厳しく、有言実行が出来る人。

2013年シーズンが終わってから肉体改造を決行、主に食事コントロールでマイナス10kgを実現し、強靭で疲れにくい身体を作り上げた。

 

ピッチ上では肉食系男子全開で攻撃的なイメージがあるが、とても保守的で現実的、チームのために試合の分析をしたり、車を購入して選手の送迎や備品の管理等まで行うなどとてもマメで献身的である。

 

サッカーでのポジションはセンターバック。幼少期はゴールキーパーも経験がある。 

 

高いヘディングでセカンドボールを奪い一気に攻撃を仕掛けるプレーは圧巻。

 

【サッカー人生】

小学校時代に少年団に所属、中学では県で優勝したが、プロになりたいという夢はなく、学業を大事に進学、大学時代は朝練習→授業→高校生のコーチ→夜22:00フットサルの練習、という生活を4年間続けて色々な環境、角度からサッカーと関わる楽しさを学んだ。

 

段々とサッカーのレベルをあげ、昨年丸山、加藤らの熱いスカウトでCriacaoに加入した。昨年までフットサルチームにも所属していた。

今季からはCriacao一本で活動し始め2年目である。

 

★せきのサッカー観

せき:サッカーに短期的な目標はありますが夢はありません。

簡単に言うと夢は結婚して家庭をもって親父みたいな親父になること。僕はプロになりたいと思ったことはありませんでした。社会人になってお金稼ぎながらどこまでサッカーができるのか、が全てです。

人生、サッカーに対して保守的なんですね。仕事もサッカーのためにやっている。 

 

だったらプロ?

 

そうではない。家族を守りながらどれだけサッカーでやれるのか、が自分の挑戦したいことです。

 

★サッカーをしている時に考えていること

せき:もちろん、目の前の敵に勝つ、特にFWとの1対1で絶対負けないこと、これは絶対ですね。

 

ただ、人から必要とされたい、って気持ちは常にあります。

自己満足かもしれませんが日常生活でも誰かが自分のした事で喜んでくれる事が嬉しい。

サッカーのプレーもそう。子供の頃GKの経験があるんですが、キーパーって一番はっきりしていて、相手のシュートをおさえたら喜ばれるポジション。

今考えれば「関ありがとう」っていってほしかったのかもしれません。

”あの時こういうプレーをしたから守れた”とか自分がいたからって思ってもらえるようなプレーがしたいです。

 

★Criacaoに全てをかける理由

せき: 今年は、去年まで2足のわらじでやって来たフットサルチームをやめてCriacao一本に集中して全てをかけてやってきました。

昨年は丸さん、カトケンさんが「一緒にやりたい」と自分を必要としてくれて加入したんですが、今年はそうじゃない。

サッカーときちんと向き合う、Criacaoでやりたい!一員として活躍したい!という想いでやっています。

 

肉体改造もその一つです。仕事、生活、食事全てをサッカーのためにやっています。

こんなにピリリとした環境でやれることってなかなかないです。

仕事が忙しくてもグダグダなんかしていたら絶対「ちゃんとやれ、仕事を理由にするな」って言われる。

そんなチームないですよね。

社会人アマチュアとしてどこまでいけるのか、スーパーサラリーマンとしてどこまで高みを目指せるかというCriacaoのコンセプトが人生の目標とマッチしているから今かけているんでしょうね。

 

Criacaoに入って初めはかなりガツガツしていてピッチ上でもワーワー(文句含めて)言っている印象もあったと思うのですが、最近ではほとんどなくなりましたね。

いつからでしょうか、言う事がかっこわるい事だと思うようになりました。大学の時は相当言ってたね笑

 

Criacaoに入ってからプレーも性格も少しずつ変わって来ていると思います。丸さんやカトケンさんからはまだまだだ子供だと言われますが、、

 

周りの人に何を言われてもいいから、とにかく身内に認めてもらえるようにがんばりたいと思います。

 

終わり

 

次回は#1 阿部雄太選手をお届けします。お楽しみに〜♪

 

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【新宿区協働事業提案 最終選考結果 】

本日、新宿区より協働事業提案の最終選考結果通知を頂きました。

 

我々Criacaoとして新宿区とともに、様々なスポーツの本質的な体験を通じて、新宿区の子供たちに気づきを与え、東京オリンピックパラリンピックを一つの旗印に、色々な形で活躍する未来の人材を育てていく提案が採択されました!

12団体の事業計画提出から、書類により6団体に絞られ、プレゼンにて最終2団体の提案を採択する形が今回の事業提案でした。

新宿というプラットフォームからサッカーだけでなく、アメフトやラグビーラクロスや陸上、ブラインドサッカー等々様々なスポーツの体験からたくさんの学びを伝えていくことで、自立と多様性理解に満ちた【新宿力】溢れる子供たちに育っていってもらう一助となれればと思っております。

 

この提案に当たり、主担当の学生インターンフットボールクラブ・CriacaoのGKでもある阿部は、寝る間を惜しんで事業計画を作り、Criacaoのメンバーの前で何度もビデオをとりながら20分の最終公開プレゼンの練習をしてきました。

彼のそういった努力、そして周囲のたくさんの方の支えがあって、来年より3年間、予算をいただきながら、新宿区とともに活動を行うことができることとなりました。阿部、よくやった!

 

新宿区でのスポーツ活動にご支援をいつも頂いている区役所、スポーツ推進委員、新宿のPTAはじめ関係者の皆様、そして新宿区でのスポーツ活動にご支援いただいている皆様、いつもボランティアとして参加してくれているフットボールクラブCriacaoのメンバー等、本当に感謝の気持ちで一杯です!

 

たくさんの方々にアドバイスをいただいている当取組、必ず有意義なものにしていきたいと思っております。

 

是非スポーツを軸とした素晴らしい取組があればお教えいただければと思います!
何卒宜しくお願い致します。

 

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