【選手紹介リレー#22 剣持雅俊】
今回は#22 剣持雅俊(けんもちまさとし)選手を紹介します。
基本データ
ニックネーム:ケンモ
174cm66kg MF #22
サッカー歴:桐蔭高校サッカー部→Criacao
仕事歴:ロバートウォルターズ→(株)Criacao
【ケンモはどんな人?】
言ったことはやる、やりきる人。
10分でやったことを8分で出来たら「よしっ」と思う人。さらに7分にするには?と考える人。
寡黙でとことんつきつめるが、人当たりがさわやかで誰とでも打ち解けられる人。
物事になぜなぜを100万回以上繰り返しているような人。人に相談されることが多い人。
とにかく「圧倒的な強さ」が好き。バロセロナ、ヴェルディが好き、巨人が好き!強いから好き!
サッカーをしていなければ、音楽とか、絵を書いたり、違う言語をやったり、小説家になりたい。小説書く能力がないからなってみたいという人。
【ケンモのサッカースタイル】
マルチプレーヤーとしてどんなポジションでもこなせるが、できれば左サイドハーフがやりたい。
チーム1の俊足で、超絶アプローチと呼ばれる彼のディフェンスは味方でも嫌がる程である。
【ケンモのサッカー人生】
小学3年生の時Jリーグを見てサッカーを始める。YMCAに入って1年、サッカーの強い学校へ行きたいと思い、桐蔭学園を目指して受験勉強を開始する。
入ってすぐのセレクションで不合格となり、サッカー部を諦めてサッカー同好会に入部。同好会の練習後、毎日サッカー部の友人と自主練していると、1年が終わるころに部長から「部でやってみろ」と言われてサッカー部へ入部し、晴れて強豪桐蔭学園(プロ選手を多数輩出)のメンバーとなる。
強い選手に囲まれながら自然とプロを意識しており、ベルマーレからの誘いもあったが、やはりこれ以上は通用しないと思い、プロの道を断念。同時にプロにならないことはサッカーを続ける意味がないと考えていたため高校卒業と共にサッカーを卒業した。
大学では、「戦わなくてもよい世界」を経験し、語学等に没頭した。
それから8年のブランクを経てCriacao丸山(高校の同級生)に誘いを受け、練習に参加したところ、同年代の選手達が自分をすんなり受け入れてくれ、必要としてくれたことが純粋にうれしいという思いでサッカーを本格的に再始動し、今ではそのブランクなど微塵も感じさせないプレーでチームを引っ張っている。
※※そんなケンモにインタビューしました!
Q:サッカーをしてる時って何を考えている?
ケンモ:
自分は戦術なんて考えてないね。というかわからないし笑、どんな戦術でやりたいかすらもないんだ。
だってね、サッカーは絶対に11対11のスポーツで、全員が目の前にいる敵に負けなれば勝てるんだから。
特に高校までは周りが上手い奴ばかりだったから自分が負けなければ勝てるって思ってたね。
自分はボール出しどころをつぶす「つぶしや」だった。
試合中いつもどうやったら楽をして勝てるのかを考えてる。自分のプレースタイルはどうでもいい。蹴って蹴って勝てるならそれでいいし、試合に出られればポジションなんてどこでもいい。勝つために何をしなければならないか、それが全て。
自分は8年間もブランクがあったけど今ピッチに立ってる。だからこそ、いつから始めてもやれば出来るんだってことを体現したいし、それは自分しかできないと思っているよ!
逆にどれだけサッカーをしていても継続しなかったり、情熱がなければ意味はない。たまにチームのみんなに『8年もブランクあった俺と一緒にやってて恥ずかしくないの?』と思う時がある。もっともっとみんな出来る!あいつも頑張っているから俺も頑張ろう!っていうチームにしたい。
がんばらなくても勝てるチームならいいけど、頑張らなきゃ勝てないチームなんだから。
Q:ケンモにとってサッカーとはなんなの?
ケンモ:
うーん、、うまくならないと居場所がなかったから頑張っているのかも・・。いつのまにか存在意義だね。長くサッカーから離れていたけど、その時は勉強や仕事に打ち込んでいたからね。
たとえこれからレギュラーになれなかったとしても常に準備し続けて、出た時にやれる選手になる。自分が出るか出ないかなんてつまらないこと。今は関東に上がっていくことの方が大事!もちろん、チームが勝つこととレギュラーを目指すことはバランスなんだよね!謙虚で尊敬できて思いやりと感謝の気持ちをもってサッカーを続けていきたい。
人生になんとなくいていい場所なんてないと思います。存在意義のポジション争いをしている。人生ってそれの繰り返しでしょ?ただ、誰かを押しのけなければならない時ばかりではないんだってことをここで学びました。
Q:ケンモにとってCriacaoとは?
ケンモ:
世界一を目指す大きな舟!丸(丸山)みたいな人が自分にとっては必要で、彼(船長?)を担いでいく。
これから乗るメンバーも増えるし、修理もしなければいけないけど、想いや気づいてきたものを積み重ねていくもの。だからこそ今、自分がやり切った!と思えるような行動がしたいと思っています。
終わり
次回は、浅野慎介選手です!お楽しみに〜♪