【選手紹介リレー#14 浅野慎介】
今回の選手は、#14 浅野慎介(あさのしんすけ)です!
【基本データ】
ニックネーム:しんすけ
169cm65kg MF #14
サッカー歴:武南高校サッカー部→立教大学愛好会→Criacao 仕事歴:凸版印刷→味の素
【どんな人?】
声の大きい人。リアクションも大きいです。
声の大きい人。のどが強くてX-JAPANの歌も高いところまで歌えます。
声の大きい人。円陣の時にチームを鼓舞するあの掛け声・・・彼です!
いつでも冷静で何事にも誠実に対応してくれる人。とっても気さくで自然体、誰にも壁を作らない人。
隠れたあだ名に「シャケ」があります。シャケという魚に似ているから?隠れていないあだ名かもしれません。
料理が得意な人。人生の要所要所には自分を奮い立たせてくれたご飯があった。それで、今は念願の食品会社にお勤め中。
【サッカーkeyword】
①戦術派:Criacaoの中では戦術派、よくサッカーを理解し、それを体現出来るタイプ。カトケン(監督)とも堂々と議論する。
②流れは自分でもってくるんだろーが:冷静なプレーと熱いハートで試合の途中から出場する場合は試合の雰囲気を一気に変えることができる。
③リアクション大:プレー中のリアクションは大きめ。特に転ぶ時。これはオルテガという167㎝のトッププレーヤーを見習ったものである。
オルテガはスピードを出した後にキュっと止まるしんすけが得意とするプレースタイルで、小柄ながら相手に脅威を与えるのであるが、
若かりししんすけは「サイズが小さい選手がケガをしないようファールをうまくもらってフリーキックを決めている・・・。これだ!!」と
オルテガが転ぶ瞬間を繰り返しビデオ再生して布団の上で何度も何度も転ぶ練習をした。
そして今のしんすけがある。
【サッカーとしんすけの人生】
小学3年生の秋、インドアだったしんすけを見かねたご両親の勧めで北海道にてサッカーを始める。(実はこの頃土田と対戦しているらしい)。小学校時代の夢はサッカー選手。埼玉に移住後、中学校はサッカー部がなかったためクラブチームに入部してキャプテンを経験した。ジュビロユースに誘われるが「遠い」という理由でレッズユースを志願するも残念ながら落選した。
高校はサッカーの名門武南高校へ進学し、埼玉選抜が11名いるチームへ入部。入学当初80人のメンバーのうち、下から10番目くらいの実力だったものの、努力によって着実に力をつけ、3年の夏を過ぎてからはレギュラーを獲得するまでになる。その後立教大学に進学、荒木氏というCriacaoと大変縁の深い男に勧誘されて立教愛好会に所属したが、最初は彼のチャラさにほとんど顔をださなかった。カトケン(加藤)の強い勧めで練習に参加すると意外な程まじめな練習に気持ちが変わり、本格的に参加するようになる。愛好会時代のサークル大会ではMVPを獲得(この時の得点王は西山)した。
大学2年の時に4年生参加チームCriacaoが設立され、創設メンバーとして顔を出し、Criacao歴は10年目となる。Criacaoの成長をひたすら支えながら、ともに大人になったメンバーの一人である。
※※そんな彼にインタビューしました!
Q:しんすけは何を考えながらサッカーをしている?
A : 自分はネドベドという選手が大好きです。彼は人のために走る選手で、プレースタイルは目立たないプレーをしているんだけど、でも目立っちゃうんです。
つまり、オフザボール(ボールを持っていない時)の動きが上手で、とにかく人のために汗をかける選手。かつ豪快なシュートを決める。髪も金髪だしね・・笑。
自分はドリブルとクイックネスが武器だけど、自分よりドリブルが巧い選手もたくさんいる。だからこそネドベドだと思う。どうやって相手の嫌がるポジションをとるのか、チームのために走ってやろうと思ってます。
でも、自分のプレーは別に見てもらわなくていいです。正直、点もアシストもほとんどしてません。Criacaoを見に来て下さい。そしてまた見に来たいと、と思ってくれたら嬉しいです。そこに所属している俺、誇り持ってます。
(その後ネドベドについて熱く語る)
実は、そんなネドベドがチャンピオンズリーグ(クラブチームNo1を決める大会)の準決勝で衝撃的な行動をとったの。その試合までにネドベドにはイエローカードが通算2枚出ていた。試合は2-1で勝っていたんだけど、それまで大活躍のネドベドが後半にイエローカードをもらってしまった。ちょっとしたファールだった。その瞬間に決勝に勝ち上がっても試合に出場する権利を失ったネドベドはその場で泣き崩れたんだ。それが衝撃だった。あのネドベドが、、人のために汗をかける男が、、個人的な状況に泣き崩れた男を見て、、、俺も泣いたよ。。。
Q : しんすけにとってサッカーとは?
A : 浅野慎介という人間を作ってきたものだとは思います。ずっとそばにあったしね!
ここまでサッカーを続けてきたのは、サッカーの「楽しさ」だと思う。この楽しさって「勝利をする」という楽しさと、うまくなったとか、苦しい思いをした後にレギュラーをつかんだとか自分が何か次のステップに進めて「成長がみれた」という楽しさがある。サッカーが楽しいよ。
土日を犠牲にしてまで練習するの?とか言う人もいるけれど、自分にとっては土日にやりたいこと。マイナスになるのはいい練習が出来ないことだね。
Q : しんすけにとってCriacaoとは?
A : 成長を感じさせてくれる場所かな?
クラブチームや会社のチームで格上の強いチームはたくさんある。だけどここまで自分達で考えながらやっているチームは少ないと思う。
うちのチームにももちろん監督がいるけれど、年も近くて身近な存在だから間違っていると感じれば自分の意見が言えて、議論が出来る。高校の部活やプロとは違い、監督がどんどん引っ張っていくのではなくて皆で考えながら作っていっているところがチームのいいところだと思う。
Criacaoでのサッカーを通じて人や組織との関わり方を自然と学ばせてもらえていると思う。
最近ではCriacaoはなんだか子供みたいな存在でもある(笑)。個人としても組織としてもちょっとずつ進化してて、皆の想いも変わってるし、周りからみられる目も変わってきているのを感じると、そういうのが楽しい!
だからこそ今度は今プレーしている選手に対して「今練習出来ている環境」が当たり前ではなく、感謝すべきことであることを伝える存在でいたいと思う。グランドとってくれている人、練習メニューを考えている人、そういうベースとなる部分やCriacaoのストーリーを理解すれば試合に出た時のモチベーションも違う。周りの人への感謝の気持ちを忘れなければ、少しサボるなんてことはないでしょ?Ciracao全員がそういう気持ちになってほしいと思う。
終わり
次回は#19 田中一輝選手をお届けします。お楽しみに~♪